相続した実家を売りたい。
みなさんこんにちは。
今回のような連休明けに多いご相談が実家の売却について。
家族でゆっくり実家のことも話機会も増えるこのようなタイミングでのご相談が多いので簡単に実家を売却する手順をご案内します。
まず実家を売却する準備が整ったら、売却の手続きに入りましょう。
その際、実家を売る手順としては以下の図のような6つのステップになるかと思います。
このようなステップで実家を売却するのですが、
一般的に売却までの期間は6ヶ月間と言われています。
また、相続の手続きなどの期間もあるので、実家を活用する予定がなくいずれは売却と考えている場合は早めに売却されることをお勧め致します。
早めに売却することで税金の優遇を受けられるほか、劣化が進む前の方が高く売れる傾向があるので
早期に売却するのが良いでしょう。
また3年以内で空き家を売却すれば税金が優遇される
マイホームを売却した際に譲渡所得から3000万円までを控除できる「3000万円特例控除」という特例があります。
この特例を利用すれば、家売却にかかる譲渡所得税を実質無償化にすることも可能です。
空き家を売却する場合は相続してから3年以内に売却すればこの特例を利用できることになります。
[空き家特例の適用条件]
・売却したのは亡くなった人が住んでいた家で、相続開始直前まで一人暮らしか、要介護認定を受けて老人ホームなどに入所していた
・相続開始から売却時まで空き家
・住宅を取り壊して土地を売却、または住宅に必要な耐震改修を行い、相続開始から3年後の12月31日までに売却する
・売却額が1億円以下である
空き家をそのままにしておくともちろん建物の劣化は進んでいきます。
ましてや使われていない空き家は、庭などの手入れもきちんとしていないと草木が荒れ放題の可能性もあります。
古い家を放置したままでは売りづらい
だいぶ建物の劣化が進んでいる場合は、建物を解体して更地にした方が結果的に早く買い手が見つかるかもしれません。
古くなって劣化が進んでいる家は、例え見た目を綺麗にリフォームしても建物の構造が劣化しており、新しく住んだとしても長く住み続けることは難しいため、買い手を見つけるのが困難になりがちです。
でも、古くなった実家を解体するとしても少なくとも100万円以上の費用がかかるケースがほとんどです。
その他、実家を売る際にかかる費用や税金も考慮する必要があります。
一般的に不動産売却でかかる費用は売却価格の5%程度と言われますが、
そういった費用も事前に確認された上で実家を売却されることをお勧め致します。
建物が古いからといって何も検討せずに、すぐに解体などはせずに、
どのようにしたらいいのか、1人で悩まずにまずはみのり開発スタッフまでお気軽にご相談ください。