希少価値をとらえて賃料を上げる相対価値経営法
みなさんこんにちは!木村です。
前回のブログで『希少価値』という話をさせていただきましたが、皆さんもイメージがつきやすい例えで言うと、ダイヤモンドや金などのように、絶対数が少ないものは価値が高くなりやすいということです。
これが『希少価値』の考え方になります。
そこで賃貸経営で言えば、『新築』や『戸建て賃貸』などがわかりやすい例で、実際に相場よりも高い賃料設定でもご入居が決まるケースが多くなっています。
こういった希少価値を意図して経営に取り入れるために大事なのが、
◯ご自身の物件の『近くのエリア』
◯『同じような間取』
◯『前後5年程度の築年数』
の物件で、希少価値のある条件を絞り込むことです。
これはインターネットのお部屋探しのお客様向けサイトで見ることができます。
希少価値が高い傾向にある設備で多い傾向にあるものとしては『宅配ボックス』『オートロック』『ペット可』などがありますが、地域によっても変わってきます。
見ていただければ、同一物件で希少価値が高い設備·条件の物件は賃料が他の物件と高くなっているはずです。
このように近隣のアパートとの比較において、差別化をすることによって、希少価値が高くなってきます。
ただし、希少価値を上げすぎて、家賃が近隣相場よりも飛び抜けて高くなってしまうと、エリアによっては逆効果になる場合がありますので、慎重に行うことが大切ですね。
希少価値を見極め、費用対効果が高い選択を!
物件の価値·投資についての観点でお伝えしました。
とにもかくにも物件の価値を維持するために、先行投資(借り入れを含め)は不可欠です。
オーナー様にとっては費用がかかる大事な選択ですから、ぜひ物件の価値を見極め、もっとも皆様の物件の実情に合った、効果が高い選択をしていただく一助になれば幸いです。
木村でした。