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松戸市の2025年のお部屋探しの動向はいかに?

みなさんこんにちは、木村です。

もうすぐ年度末を迎えようとしております。
多くの企業がこの年度末の決算を迎えることでしょう。
そうすると増えてくるのが、不動産の投資物件へのお問い合わせ。
今の世の中は、儲かってる企業とそうではない企業の差が前より激しいと言われておりますので、
今年の2025はどのような動きになるのでしょうか?

さて、そんな不動産投資に多い賃貸住宅ですが、重要なのは借りてくれる方々。
そんな最近のお部屋探しはどうなってるのか。
これから引越しシーズンを迎えようとしておりますが、

こんなお部屋探しの傾向が見えてきております。

毎年この時期になると大手不動産会社やポータルサイトの運営会社が、お部屋探し顧客のニーズをキャッチアップするためにTVCMを積極的に実施しておりますが、若年層のTV離れが進んでいることもあり、数年前よりCMを目にする機会が減っています。
その分SNS広告やネット広告等にシフトしているという状況となっており時代の流れを感じます。

では、実際に今の時期にお部屋探しをしているお客様の動向はどうなっているか見ていきましょう。

 
まず感じるのはこちらです。

①既存入居者の退去が少ない
これには理由は3つあり、
1つ目は、物価の上昇です。
引っ越しするのにもお金はかかりますから、「もっといい部屋に住みたい」「広い部屋に引っ越したい」と考える人が減っていることが考えられます。

物価上昇に賃金上昇が追い付いていないことが影響しております。
 
2つ目は、社会人の人事異動の文化も少なくなってきているということです。
理由としては人事異動きっかけの離職防止のためです。
昨今は永久就職の時代ではないので、基本的に転職を重ねキャリアアップを考えている人がほとんどです。『移動になるなら転職する』という選択する人も珍しくありません。

最後の3つ目は、婚姻率の低下です。
これは離婚件数が増えているということも影響はありますが、生涯独身率も年々増加しているため、『結婚をきっかけに引っ越す』というニーズが少なくなっているのは間違いありません。

 

そしてもう一つの傾向として、
②単身物件の入居が決まりにくい
 
 これは元をたどると、数年前から続く建築費の高騰が大きく影響しております。
下のグラフは貸家の新築戸数と床面積の推移のデータを基に、戸当たりの平米数を算出したものになります。
床面積は壁や柱などで囲まれた部分の水平投影面積を指しますので、正確に1戸当たりの広さというわけではありませんが、2013年以降、戸当たり平米数が狭くなっているのがわかります。
先にお伝えしました建築費の高騰に伴い、利回りを確保するために、1棟あたりの戸数を増やす選択をする方が増えてしまいます。

結果的に単身物件が増えすぎて、供給過多によるモノ余り状態となっております。
しかも入居者目線の商品(物件)となっていないため、新築でもなかなか入居が決まらないケースも増えています。

 お部屋探しをしている方も『焦って今決めなくても、思ったより物件があるよね…』『この前見た物件もまだ空いてるし…』といった感じで即決する方が減っているという状況です。

世の中のさまざまな変化に伴い、賃貸住宅の需要と供給も変動していきます。
賃貸アパート経営をされている、もしくはこれから始めようとされている方は、このような市場の動向も随時チェックしながら、さまざまな対策を施していく必要があると思います。
賃貸アパート経営は長いスパンで考える必要があり、長い将来どのような形になるのか?リスクは?収益は?などもしっかり事前に検討しておきましょう。

さて、そんな賃貸アパートですが、弊社ではいよいよ松戸市みのり台にて「女性専用賃貸住宅」が完成に近づいて参りました。
今現在、2025年4月5日、6日の2日間において、現地見学会を開催する予定となっております。
近々、詳細が決まりましたら当サイトでもお知らせしますので少しお待ちくださいませ。
ご入居様募集に関しましても、担当スタッフの松原までお気軽にお問い合わせください。


木村でした。




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