福祉施設としての土地活用する際の選択肢は？
みなさんこんにちは！木村です。
今日は会社はお休みですが、雨で出かけることもないので、自宅でブログ更新しています。
弊社のサイトに訪れてくださる方は、賃貸住宅をお探しの方。
不動産の売買や駐車場を借りたい方などが多いかと思いますが、
そんな中、所有している土地や建物を売却せずに活用したい！
そんな方も多くいらっしゃいます。
今日はそんな方へ、土地の有効活用方法の一つ！
グールプホームの建て貸しとは？
その特徴と土地活用のメリットを簡単にお伝え致します。
まず、なぜ今、グループホームなのかというのは、下記の表をご覧ください。
これは、令和4年版厚生労働白書 資料編に掲載されたものの抜粋になります。
高齢者社会と言われる中、ほとんどのみなさんが、高齢者の人数が増えているのは実感されているかと思います。
その中で、上記の表は、要介護認定を受けた人の推移になります。
通常介護保険サービスを利用すると、様々な介護サービスを1～3割の自己負担で受けることができますが、この介護サービスを利用するには要支援・要介護認定を受けなければなりません。
要介護認定とは介護の度合いを客観的に判断し、数値化したものになります。
主に普段の日常生活の中でどれくらいの介護を必要とするかを表します。
認定のためには身体機能、生活機能、認知機能、精神・行動障害、社会生活への適応の5項目をチェックし判断します。
それぞれの違いとしては次のような点が挙げられます。
| 要支援 | 要介護 |
| ・基本的には1人で生活が行える ・部分的な介護が必要 ・利用できるのは介護予防サービス ・分類は要支援1～2 |
・運動機能、思考力、理解力の低下 ・日常生活に支障が生じ介護必須の状態 ・利用できるのは介護サービス ・分類は要介護1～5 |
そんな要支援、要介護認定を受けた方の人数が年々増加傾向にあります。
この需要に伴い、グループホームなどの福祉施設建設が相次いでいる社会状況があります。
今では、川を渡ってすぐの東京の江戸川区都内では、貸し農園などが以前は多数あったのですがどんどんなくなり、福祉施設が多く建設されているという話を聞きました。
このような需要に対して、応えるべく建設が相次ぐのは今後まだまだ続くのかと思います。
そんな福祉施設として土地を活用する場合は、「土地を貸す」「土地を売る」「土地に建物を建てて貸す」という、３つの選択肢が考えられます。
土地を貸す
福祉施設の運営事業者などに、所有している土地をそのまま貸しつける。
ただ、土地を貸すだけなので、福祉施設を建てる費用や管理・運営費などの手間や費用はかかりません。
土地を何も使用せずに空き地のままにしているのであれば、収支面でプラスになります。
土地を売る
所有している土地を、福祉施設の運営事業者などに直接売却する。
ほかの選択肢と比べると早く現金化でき、固定資産税や都市計画税などの税負担もなくなります。
ただし、他の選択肢とは違うのは、売却後は継続的な収益がないということでしょうか。
土地に建物を建築してから貸す
所有している土地に先に福祉施設を建ててから、施設運営事業者などに一括借り上げしてもらいます。
先に建物の建築費などの費用負担が必要はありますが、一般的に収益性や運用の安定性していると言われており、長期的な賃貸事業運営が可能になります。
建物を借りる事業者は少ない自己資金で施設運営を開始することができ、貸す方の土地所有者は安定した長期土地活用が期待できるでしょう。
貸す側と借りる側の双方にメリットが生まれる、土地活用方法とも言えますね。
法律にもとづいた開設・運営が必要な福祉施設という側面から、優良な運営事業者に一括借り上げをしてもらい、
収益性と社会貢献の両立を目指したいオーナー様には最適な土地活用かと思います。
そんな福祉施設建設ですが、当社では2023年にすでに新たに6棟の小規模福祉施設建設・完工を予定しております。
完成後には、現場見学会も予定しておりますので、ぜひ、ご覧いただき土地活用の際の参考にしていただければと思います。
また、今、所有している土地をどのように活用したらいいかお悩みの方は、
お気軽に当スタッフまでお問い合わせください。
さて、今週末はゴールデンウィークが控えております。
当社も、4月30日から5月5日まで休暇としており、皆様にはご迷惑をおかけしますが、
ご理解・ご了承いただけると幸いです。
コロナウイルスが緩んできた最初の大型連休。
各地で賑わい混雑するかと思いますが、みなさん素敵な休日になることを願っております。
木村でした。
