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空き家対策に関わる住まいの終活

みなさんこんにちは、木村です。

いよいよ10月も終わろうとしていて秋から冬の話題もチラホラ出るようになりました。
夏日が長く続いていて更新されたと思えば、昨日のような突然の雷雨など、一部では雹も降ってきたとか。
各地でクマが多く出没し、シカや猪の被害など、もちろん被害を与える動物が悪いですが、
その背景には気候の変化が起因と考えられる事象が多く起こってます。

気候の変化も然り、コロナウイルスのように、今までとは違う流れが我々の暮らしに影響してくる日々を
しっかり対応しながら生活していかなくていけない今、今までのように勘や経験だけではなく
きちんとした情報をしっかり入手して、うまく生活に取り入れていくことが大事になってきたりします。

また、今や各地で人口が減少する中、ここ松戸市でも人口減少を食い止めるべく、子育て世代向けの住宅取得支援として補助金制度も用意されていますので、制度対象者の方は上手に活用していただければと思います。

こんな人口が減少する中、住みたい田舎ぐらしというランキングで常に上位にある、我が生まれ故郷でもある大分県豊後高田市。
先日実家に帰省してきたのですが、誰も住んでいない建物がひっそりと建っていて、柿の木の実だけがたわわに実っている状況でした。
壁は落ち、荒れ放題です。
田畑も荒れ、近所を見ても崩れかけた家がそのまま。
そんな光景を目にしながら、ふと昔の楽しかった思い出が蘇ってきました。
反面、今の現状を受け入れなくてはいけない寂しさもあります。

長年過ごした愛着のあるこの実家ですが、誰も住まなくなると劣化が急速に進んできます。
時は、空き家が近隣の方の迷惑になってしまうかもしれません。

平成27年5月26日、国において「空家等対策の推進に関する特別措置法」が全面施行され、以下の状態に該当している空家等については「特定空家等」として認定されることにより、助言・指導、勧告又は命令ができることとし、加えて、所有者等が当該命令を履行しない場合や所有者等を確知できない場合等であっても、要件が明確化された行政代執行法の方法により強制執行が可能となりました。

特定空家等の定義

  1. そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
  2. そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態
  3. 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
  4. その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

ここ松戸市においても、建築部材の飛散や倒壊、犯罪や火災の誘発、害虫の発生などにより、周辺の生活環境に悪影響を及ぼす危険性のある空家等が点在している状況のようです。

そうなる前にできることを準備しておきましょう。
家が空き家になる事情やタイミングは様々です。
大事な資産を迷惑空き家にする前に、しっかりと検討しておくことをお勧めします。
こんな空き家対策において、松戸市で「住まいの終活」に関するパンフレットがあるようなので、掲載しておきますので、参考にしてください。

  1. きちんと管理しよう
  2. 賃貸・売却・住み替え等の検討をしよう
  3. 家族が困らないよう今から決めておこう
  4. まずは相談してみよう

とはいえ、きっとこのホームページを見ている本人というよりも、
息子さんや娘さん、親戚や知人友人の方がこんなアドバイスされることが多いのかと思います。

もし、そんなお悩みの方がいらっしゃいましたら、まずはお気軽に当スタッフまでご相談ください。

まずは誰かに悩みを聞いてもらう。

まずは、そこから始めてみるといいかもしれません。

秋が深まり朝、晩と寒くなってきましたので、くれぐれも体調管理にはお気をつけてお過ごしください。

木村でした。

 

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