公共建築物の原則木造建築化
みなさんこんにちは。
すっかり秋めいた日が続いていますね。
あんなに暑い日が嫌だったのにこうやって曇りが続くと、
何だかあの夏の日がうらやましくなります。
きっとまた暑い日が続くとこの穏やかな天気が羨ましくなるのでしょう。
人ってわがままな生き物ですね。
まさか、私だけでしょうか。
そんな人のわがまま?
それとも不可欠だった色々な技術革新から、
気がついたら地球温暖化現象によるさまざまな気候変動が今問題になっております。
世の中が便利になることはいいかもしれません。
便利になって助かっていることがたくさんあるかと思います。
その一方で、身近なこととして、
歩きスマホの事故が多発。
先日では前を見ずに自転車を運転している人も見かけました。
自宅ではずっとスマホをいじったまま生活。
もちんろんたくさんいる人の中で、ごく一部の人だけかもしれません。
人口全体から見たらほんのわずかな確率のことを、私は大袈裟にお伝えしているのかもしれません。
技術革新するためには、多少のリスクも背負わないといけないでしょう。
今、その結果が気候変動として現れ、各地で自然災害などを誘因する結果となって現れてきていると言われています。
さあ、それがわかった今、対策として脱炭素社会の実現が求められています。
公共建築物等木材利用促進法の施行以来、建築物の木造化・木質化が積極的に進められてきました。
林野庁によると、2019年度に国、都道府県および市町村が着工した木造の建築物は2,212件に上り、
同法において積極的に木造化を促進するとされている3階建て以下の低層の公共建築物の木造率(床面積ベース)については、
今もなお伸び続けているようです。
また、林野庁では、民間の住宅・建築物を含めた建築物全体については、
1~3階建ての低層住宅については、木造率が8割に上る一方で、4階建て以上の中高層住宅および非住宅建築については、
いずれも1割に達していないという現状のようなので、まだまだ改善する余地があるとしています。
特に非住宅については、1階建てでは19.3%、2階建てでは17.6%、更に3階建てでは3.0%にとどまっているようです。
そんな中、新たな政府方針が発表され、
今後は3階建て以下の低層建築物が対象でしたが、最近では民間企業による高層ビルの木造化も進んでいることから、
公共建築物でも原則木造化を進めていくということ。
注目すべきは「コストや技術面で困難な場合を除き。。」とあるので、
それはその通りですね。
それぞれの現場での事情がありますからね。
そんな中、どこまで進むのか目標だけで終わらせないことを願っています。
先日から問題になっているウッドショックもまだ、完全に元に戻ったわけではありません。
まだ、国産材の流通問題もこれからの課題が山積みです。
是非とも、なかなか脱炭素化が進まない日本の単なる海外に向けてのアピールだけで終わらないように進めていただきたいものです。
そして我々も少しでも、地球温暖化問題に貢献できるように、
ZEH仕様の住宅を推進していく必要があるかもしれません。
そのためには、第一にお客様の立場で、お客様目線で考えた時のメリット・デメリットをきちんと説明できるようにすることが大切です。
まだまだ、私のやらなくてはいけないことが山積みです。
その前に、早くカラオケにいける日々が訪れてほしいものですね(^ ^)
木村でした