空室でお困りのオーナー様へ

空室でお困りのオーナー様へ

空室が目立ってきているのにそのままではないですか?

自社管理している空室の原因は

最近、テレビやインターネット上で取り上げられている「空き家問題」。
耳にしたことがない賃貸管理のオーナーさんはいらっしゃらないかと思います。

2019年4月26日に、総務省統計局から「平成30年住宅・土地統計調査」によると全国の住宅総数は6242万戸、空き家数は846万戸、空き家率は13.55%となりました。
詳細を見ると、空き家846万戸のうち、いわゆる空き家問題の対象となる使われていない住宅等は348万戸で、賃貸用が431万戸、売却用住宅は29万戸、そして別荘などの二次的住宅は38万戸でした。

ただ、この空き家問題と空室問題は違うものと考えることが必要です。
空室問題においては、首都圏と地方でも異なってきますので、インターネット上にたくさん出ている調査データなどの分析は自分の地域に合わせて慎重に行う必要があると思います。

その前に、きちんと管理している賃貸住宅がなぜ、空室になっているのか原因を把握して、その原因を解消できるような対策を取ることが大切です。

大きくは3つの原因

現在の賃貸住宅の空室の現状について、大きく以下の3つの原因が挙げられます。

(1)過剰な新築賃貸住宅建設により賃貸住宅の供給過剰

(2)人口の減少により賃貸住宅の需要減少

(3)賃貸オーナーが空室対策を積極的ではないことによる空室の放置

上記(1)(2)は時代の流れによるもので対応策はないですが、(3)に関しては特に、建築年数が古く建物の老朽化していても、部屋のリフォームが面倒、そもそもリフォームするほどの予算がないなどの理由から、空室対策もせず、そのまま空室にしているオーナーさんがいることで空室率の上昇に繋がったという原因が多く見られます。

空室の具体的な原因は?

さらに具体的に考えられるものは以下の通りです。

◯築年数が古い
◯設備が乏しい
◯家賃設定が地域相場よりも高い
◯入居募集活動を積極的に行っていない
◯清掃などの管理面が行き届いていない

以上が空室につながっている原因として考えられます。
自社管理物件において当てはまる点はないでしょうか?
もし、当てはまるオーナさんであれば、空室対策として、次の項目を参考にしてください。

賃料は相場に合わせて設定する

もし、管理されている物件が、新築アパートであれば、中古アパートを運用するよりも初期投資が大きくなるので、だからといって初期投資分を早く取り返そうと家賃設定を高くしすぎてはいませんか?
新築アパートの方が、中古アパートよりも家賃設定が高いのが問題ないのですが、周辺相場よりも高く設定しすぎている場合には、借りる側のことも考慮し、周辺相場に合わせて家賃を見直すことが重要です。

入居者募集の方法を見直す

最近ではネットへの掲載など主流ですが、同時に、溢れるばかりの情報が掲載されているので、入居希望者からなかなか見つけてもらえない可能性があります。
そこで1つのサイトだけではなく、多数のサイトへの掲載、特に大手サイトにも掲載することを検討された方がいいかと思います。
また、最近では、インスタグラムやFacebookなどのSNSを活用し、少しでも周知の機会を増やすことも大切です。
特に入居者ターゲットが若い層であれば、SNSを使用した積極的な宣伝機会も検討してもいいかと思います。

物件紹介の内容を見直す

サイトに掲載されている物件紹介においても内容が興味を引きようなものではないと、せっかくの良い物件でも魅力が十分に伝わりません。物件の良さをより見た人ににきちんと伝えるためにも、内容を変更する、特に掲載されている写真を撮りなおすなど、物件紹介の掲載内容を見直すことも契約につながる重要なポイントとなります。

内見希望者へのアピールを忘れずに

物件の内見は、入居希望者に対して物件の良さを直接アピールできる絶好のチャンスです。
そこで何も工夫せずに、ただ、入居希望者が見に来て終わりというだけでは、なかなか契約には結び付かないでしょう。
例えば、期間限定のキャンペーンなど、内見にきてもらった特典なども準備しておくと、内見に来た入居希望者にいい印象を与えて、契約率の向上につながります。

日頃の清掃業務をきちんと行う

雨が降った後などは特に、汚れていたり落ち葉が散らばっていたりする場合があります。
自分の物件は大丈夫だろうと油断せずに、清掃業務はきちんと行うようにすると、内見に来た入居希望者の印象も良くなるため、契約につながりやすくなるでしょう。
もちろん毎日清掃するのは難しくても、内見が多い土日に清掃をするだけでも、物件の印象は大きく変わるので、ぜひ行ってください。

入居者が必要とする設備

入居する際に、他の物件と比べてどちらを選ぶか?
その際、下記の設備があるかによっても契約率が変わってきますので参考にしてください。

この他、ファミリー向けでは追い炊き機能や、最近では、宅配ボックスの需要も増えているので、他の物件との差別化にはいいかもしれません。

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