自社管理している空室の原因は
最近、テレビやインターネット上で取り上げられている「空き家問題」。
耳にしたことがない賃貸管理のオーナーさんはいらっしゃらないかと思います。
2019年4月26日に、総務省統計局から「平成30年住宅・土地統計調査」によると全国の住宅総数は6242万戸、空き家数は846万戸、空き家率は13.55%となりました。
詳細を見ると、空き家846万戸のうち、いわゆる空き家問題の対象となる使われていない住宅等は348万戸で、賃貸用が431万戸、売却用住宅は29万戸、そして別荘などの二次的住宅は38万戸でした。
ただ、この空き家問題と空室問題は違うものと考えることが必要です。
空室問題においては、首都圏と地方でも異なってきますので、インターネット上にたくさん出ている調査データなどの分析は自分の地域に合わせて慎重に行う必要があると思います。
その前に、きちんと管理している賃貸住宅がなぜ、空室になっているのか原因を把握して、その原因を解消できるような対策を取ることが大切です。