30年以内に発生する確率が90%程度であると政府の地震調査研究推進本部が公表

今では全国各地で大型地震が予測されており、次は自分の地域で起きるのではないかとみなさんは1度は思いませんでしたか?

でも、やはり普段の生活をしていくとついつい忘れがちな地震のこと。

国の調査機関による発表もその時は話題になりましたが、徐々に忘れつつあるかと思います。

でも、いざという時に備えていなければきちんとした対応ができません。

特に弊社のある千葉県でも、30年以上前から大地震の発生が懸念されており、今や住まいづくりの際に「耐震」を考慮せずに家を建てることは考えられません。

木造住宅においては、1981年(昭和56年)の改正による“壁量の増加”と、2000年(平成12年)の“壁配置バランス”と“接合部”に関する規定が近年大きく改正されました。


そして1981年以前の住宅を「旧耐震」、1981年以降の住宅を「新耐震」としていましたが、基準は2000年にも改正されているため、2000年以降の住宅は「現行耐震」と呼ばれるようになっています。

2016年4月に発生した熊本地震では、それまで耐震性があるとされてきた1981年以降の木造住宅にも被害が発生。

約2割が倒壊・大破しました。このように私たちが思う以上に、地震の強さが上回ってきているのです。

一般に木造住宅は地震に弱いと思われがちですが、しっかりとした地盤にきちんとした方法で木を組み込んだ木造住宅はかなり強い地震でも倒れにくいのです。

永く安心して住んでいただくため弊社の住まいづくりは耐震等級3の取得を推奨しております。

国の建築基準法では、もう1つ下の耐震等級2でも家は建てられます。でも、30年後、大地震が起きた時に周りの家は「耐震等級3仕様」で倒壊を逃れ、お客様の家だけが「等級2仕様」で地震で倒れていたらどうでしょう。。

そうならないように、私たちは建築のプロとして耐震も考慮した住まいづくりをご提供していきます。

地盤調査/地盤改良

地盤改良02image

土地の地盤と基礎の強度が、建物の強さを支えています。地震に強い家とは、この地盤の強度に大きく左右されます。たとえ建物が地震に強くても、軟弱な地盤に何も改良せずに建ててしまえば大きな地震に耐えることはできません。
建物の総重量を支えるだけの強度が不足していると、建物の重みによって地盤が崩れ「不同沈下」が発生し、地震が起きれば倒壊を招きます。そのため家を建てる前には必ず地盤調査を行い、その土地の地耐力を確認する必要があります。

その土地の状況に合わせたベストな改良工事を選択します。
改良工事は過剰すぎずに、かつ不足にならないように工事内容を専門的に客観的にお客様と一緒に判断していきます。家を建ててから不安にならないように安心して工事を進めることができます。

 
 
地盤改良01image

地震に強い家/JWOOD工法​

耐震性を確保するためには、
1:必要な耐震壁をバランスよく確保する。
2:耐力壁に見合った性能を持つ軸組接合部。
3:鉄筋コンクリートの連続する基礎と緊結する。
この3つの要素を確保することで、地震に強い家を可能にします。
JWOOD工法はこの要件を満たし、従来の工法とは異なった性能を発揮します。

地震に強い家の要件

住宅は構造上、「鉛直荷重」と呼ばれる荷重を支えなければなりません。
建物自体の「固定荷重(自重)」、竣工後に建物に載る家具、人などの「積載荷重」があり、その荷重に耐えられるように梁、柱、基礎の断面が安全である必要があります。
また、地震発生時には大きな「水平方向の力」がかかるため、耐力壁の量を十分確保し、必要に応じて金物で補強することも必要です。

自体の「固定荷重(自重)」、竣工後に建物に載る家具、人などの「積載荷重」があり、その荷重に耐えられるように梁、柱、基礎の断面が安全である必要があります。
また、地震発生時には大きな「水平方向の力」がかかるため、耐力壁の量を十分確保し、必要に応じて金物で補強することも必要です。JWOOD工法では、柱や梁、基礎との接合部には専用の金物を使用します。木材と金物はドリフトピンやパイプピンと呼ばれる鋼製のピンで接合され、大地震でも破断することなく、家を倒壊から守ります。
そして、もっとも重要なのが柱や梁、土台となる構造材です。無垢材や集成材などがありますが、さらに強さを追求した理想の構造材が、JWOOD LVLと呼ばれる柱です。

地震の揺れでもしっかりと釘を保持

木造住宅の耐震性の要である耐力壁のほとんどは、地震に対して釘が抜けないことで抵抗しています。そのため住宅の耐震性には「釘の保持力」が大きく影響しているのです。JWOOD LVLはベイヒバやベイツガの土台に対しておよそ1.4倍の釘の保持力を発揮しました。釘の保持力が高いJWOOD工法の住宅は大地震やその後の余震でも高い耐震性を維持できるのです。

みのり開発では、地震に強い住まいづくりを今後も追求して参ります